前回はレジェールのリードをご紹介しましたが今回は・・・
フォレストーンとハリーハートマンをご紹介します。
2 フォレストーン
フォレストーンですが、トラディショナル・檜・ブラックバンブー・ホワイトバンブー・北極の5種類
ソプラノサックスのレジェールの代わりになるリードを探していたら、楽器屋さんで試奏の出来るリードがあってそれがブラックバンブーでした。
ブラックバンブーはPP材に竹繊維とカーボン素材を配合した人工リード。
その時はマウスピースしか持っていなかったのですが、一番柔らかいのと硬いの以外を吹かせて貰いました。が、どれも吹き難いということが無くすんなり音が出ました。
硬さは少し柔らかめのMSにしましたが、サックスにつけて音を出すとレジェールよりも少し大きく派手(レジェールのソプラノにはスタジオカットは無い)な音でした。
が、リードが柔らか過ぎたのかレジェール同様、高音でリードがくっついてしまい音が出ない・・・
試奏するときは楽器を持ち込んでしましょう!!
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ブラックバンブーは全体的にリードが柔らかいのかもしれませんね、吹きやすいのには違いありませんが、レジェールよりもリードミスはしやすいです。ヴァイブラートサックスに付いてきた檜のMを吹いた時は硬過ぎて音も出ませんでしたが・・・
3 ハリーハートマン
左側がヘンプで右側がカーボン
カーボンとヘンプの2種類があり、
カーボンは、特殊ファイバー素材にカーボン素材をミックス。ロック・ファンク向きな明るい音色。
ヘンプは、特殊ファイバーに天然の麻繊維を80%ミックス。ジャズ向きなダークな音色。
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使っていくうちに色々な所の気付きや感じたことは、
カーボンは確かに派手な明るい音色です、バリバリ感が凄いかも。
ヘンプは完全にジャズ。そして、ケーンのリードに感じが近い。レジェールやブラックバンブー、カーボンはリードが湿ることはないのですが、ヘンプは麻繊維を使用しているためか吹く側が湿ってきます。長時間吹いていたらリードが若干へたるような気がします。
ハリーハートマンのリードはレジェールやブラックバンブーよりも確実に大きな音が出ます。
ただ、リードミスも普通のリードと同じようにします。
同じ硬さならヘンプの方が柔らかく感じますが、カーボンは先が、ヘンプは根元からしなる感じなのでそう感じるのかも知れません。
マウスピースの開き具合によって、全然別物のリードに感じるかも・・・
今の所自分は、ソプラノもアルトもハリーハートマンのリードで落ち着きそうです。
ハリーハートマンのリードでも、カーボンのレビューは比較的多いのですがヘンプになるとほとんどありません。ヘンプはジャズには良いのですが、ジャズを演る人は葦リードなんでしょうねぇ。