J michael(Jマイケル)AL900Sを吹いてみました

サックスは吹いている姿を見てカッコイイ!!興味や憧れを持たれている方は多いと思われますが、実際に買って吹いたことのある人は少ないのではないでしょうか?

また、購入しようとお店に行かれて並べてある物をみると値段の高いことに驚かれるのではないでしょうか?

最近では、ネットなどで数万円でサックスを売られていますが、本当に音が鳴るのか?

巷では中国製の安物のサックスは、サックスの形をしたオモチャとかオブジェにしかならないと言われていますが、本当なのか実際にサックスを買ってレビューしたいと思います。

YanagisawaアルトサックスA992

因みに私はYanagisawaのアルトサックスA992を持っているのですが、持ち運びと取り扱いの危険性を考えて別に練習用のサックスが欲しいなと考えていました。

スポンサードリンク

練習用なので、最悪壊れてもいいような気を使わなくてもいいサックスということで出来るだけ安いサックスを探すことにしました。

先ずはネットをフル活用して、色々なサックスメーカーの評価を調べましたが、中々、実際に中国製サックスを吹いてみての細かいレビューしているものはなく、悪いや良くないの感想しか見つけられませんでした。

なので、思い切って自分で買って吹いてみることに・・・

JマイケルAL900S

Jマイケルのシルバーのサックス、AL900Sです。

何故、このサックスにしたのかは見た目です!!

サックスといえば金色!!のイメージが強いですが、最近はサテンや黒色など結構変わった色もあります。

ただ、自分が落札したものはシリアルNoが若かったので

現在の物とは評価が違う可能性もあるということを承知の上でのレビューになります。

ハードケースは黒色で作りは・・・それなりだと思われます。中はというと、

まあこんなものでしょう。

サックスは中古のシルバーメッキのモデルなので少しくすんでいました。

まあ、これは磨けば綺麗になるのでいいでしょう。

スポンサードリンク

持ってみると結構重いです。自分の持っているYanagisawaと比べると70gほどの違いでしたが、結構重く感じました。バランスの違いなのかな?

yanagisawaA992

JマイケルAL900S

さて、マウスピースを取り付けるわけなのですが、ここで良く言われている中国製のネックコルクの太さの問題。中古ではあるので以前取り付けされていたところは細くはなっているのですが、奥に入れようとするとやはり太くてそのままでは入りませんでした。

次にキーの操作性ですが、まず、サイドキーの高さに凄く違和感があり自分で少し調整をしました。

次に、右手の小指で操作するC・E♭キーも高さというか操作性に違和感を感じましたが調整は出来ませんでした。

最後にテーブルキーのローB♭キーの押さえた時の角度が気になりましたが、こちらも調整することはできませんでした。

全体的にキーの操作性・レスポンスもあまり良いようには感じませんでした。

スポンサードリンク

吹いてみて感じたことは、結構息を入れないと音が鳴ってくれない抵抗感がかなり強いです。よくメッキの掛かってる物は抵抗感が強くなる、といわれているのでそのせいなのかと思いましたが・・・ラッカーのYanagisawaと比べるととても吹きにくいし、Fから低い音がとても出し難いです。(後日、セルバのエレガンスシリーズのブラックニッケルを吹きましたが、こちらはとても吹きやすかったので、メッキだからではなくこの個体の問題かもしれません。

Jマイケルのサックスを実際に吹いてみて感じたことは、ネットで中古を購入するのはリスクが高くお勧めはしません。最近のは良くなっているのかもしれませんが、どうしても欲しいというのであれば、店頭で必ず試奏することをお勧めします。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク