こんにちはkunijunです。
前回、ウィンドシンセサイザーを3種類紹介しました。
そして、最後の所で音源の違いがウィンドシンセサイザー選ぶ焦点と言いましたが・・・
その辺りを詳しくみていきましょう。
音源による違い
前回、PCM音源(エアロフォンとEWI5000)とアナログデモリング音源(EWI4000)の違いがあるのは説明しましたが、どちらが良いとかではなく自分の演りたいジャンルで使い分けたらいいと思います。
スポンサードリンク
-
PCM音源(エアロフォンとEWI5000)
この音源の特徴は、実際にある楽器の音をサンプリングして再生しているので、ズバリ、サックスの音、トランペットの音を用いた楽曲を演るには非常に適しています。
エアロフォン
特にエアロフォンはキーアクションもサックス指運なので、サックスの練習には向いていると思います。
音色も流石のローランド、下手に実際の楽器を吹くより、より楽器の音がします。
また、サックスだと綺麗な音が出るようになるまで時間がかかるので、エアロフォンでどんなものかを体験、練習してからサックスに移行するのもありだと思います。
EWI5000
リコーダ指運なので特に難しいことを考えなくても普通に吹けます。
ただ、エアロフォンと較べてしまうと音色は少し劣ってしまいます。
以上のことから、PCM音源を選ぶならエアロフォンをお勧めします。
エアロフォンが出た今、EWI5000をあえて選ぶメリットはあまりないのかなと思います。
-
アナログデモリング音源(EWI4000)
この音源の特徴は、アナログシンセの音をシミュレーションしてるので、YMOなどの昔ながらのアログシンセの楽曲を演るには適しています。
EWI4000
アナログシンセなので音色も作ることが可能ですが、サックスやトランペットの音を作ることは基本的に出来ません。(そもそも用途が違うので必要な方はエアロフォンを選んだ方がいいです)
ずばり、T-スクエアサウンドです。(厳密には少し設定を弄ってますが)
スポンサードリンク
まとめ
長々と書いてきましたが、単純にどんなジャンルの楽曲を演りたいのかです。
エアロフォン
- サックスやトランペットなどの楽器の音を使った演奏がしたいのならばこれ一択です。
- 特にキーアクションもサックス指運になっていますし、まさにサックスのエレキバージョン?といっても差し支えはないのではないでしょうか。
- またサックスを吹いてみたいけど難しそうだし挫折しそう・・・という方には簡単に吹けるエアロフォンをお勧めします!!
EWI4000
- T-スクエアの楽曲を演りたいのであればこれ一択です。
- サックスやトランペットなどの音が必要ないのであればこれを選んでおけばとりあえず何でも出来ます。
- キーアクションはリコーダー指運なので難しく考えることはないです。
- まさにT-スクエアをリスペクトしたい方はEWI4000をお勧めします!!
EWI5000
- エアロフォンが出た今となっては、これを選ぶ必要性はあまり感じられないです。
決してこの機種じゃないと出来ない!というわけではありませんが、ある程度、得手不得手があるのでそれも考えられて選ばれると良いかと思います。
参考までに自分は、T-スクエアをリスペクトしているのでEWI4000を使用しています。
次回は、実際に練習やライブなどで必要な物やあったら便利な物を紹介したいと思います。