こんにちはkunijunです。
前回、初めての楽器にウィンドシンセサイザーを勧めましたが、
ウィンドシンセサイザーにもいくつか種類があります。
現在、新品にて購入できる現行機種は下記の3種類になります。
- エアロフォン AE-10(ローランド)
- EWI5000(アカイプロフェッショナル)
- EWI4000(アカイプロフェッショナル)
発売されたのが新しい順になりますが、ただ決して最新の方が良いという訳ではありません。
それぞれに特徴があります。
では、順番に見ていきましょう。
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エアロフォン AE-10(ローランド)
楽器を演られた事がある方なら、一度は聞いた事があるメーカーだと思います。
ギターやベースのエフェクターで有名なBOSSブランドもローランドなのです。
キーボードやDTMなどの音源に強く、エアロフォンにもしっかりと反映されています。
一番後発なのでよく考えて作られてます。
どんな感じかというと
- 基本、サックスベースの作りです。
なので、指運はサックスに準じてます。なので、フラジオ(換え指で高音出す技術)もできます。
- オクターブ(音階)はサックスだと2オクターブ半(フラジオを使うともう少し増える)なんですが、エアロフォンだと7オクターブ出せます!!
- キー(指を抑えるところ)の作動はスイッチ式になっていて、押仕込む感じです。
ゲームのコントローラーのボタンみたいな感じです。
- バッテリー内蔵型にしては軽い!!
サックスだと金属で出来ているのでストラップをしていても首に重さを感じますが、同じウィンドシンセサイザーのWEIの2機種に比べても軽いです。
軽いということは、長時間プレイしていても疲れにくいということです。
- 音源はPCM音源
PCM音源というのは、簡単に言えばサックスやトランペット、フルートなどの木管・金管楽器の音を録音して再生する、デジタルシミュレーター方式
因みにこの使われている音源というのが結構重要になったりします。
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EWI5000&4000(アカイプロダクション)
EWI4000SW
EWI5000とEWI4000の最大の違いは音源で、その他は細かい違いはありますがほぼ同じと考えてもいいです。
EWIは歴史が古く1988年に初代が発売されていて、現在は4・5代目が販売されてます。
そしてT−スクエアの歴代のサックス奏者が使用していたウィンドシンセサイザーです。
一番有名な曲と言えば、F1のテーマソングであるTRUTHでしょう!!
おそらくどこかで一度は聴かれたことがあるのではないでしょうか?
そんなウィンドシンセサイザーといえばEWI!?感が強いですが・・・
どんな感じかというと
- 基本、リコーダーベースと考えていいです。
なので、あまり難しいことを考えずにリコーダの指使いで大丈夫です。
- オクターブ(音階)はエアロフォンと同じく7オクターブです。
オクターブキーがローラーになっているので、最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れたら問題ないです。
- キー(指を抑えるところ)の作動がタッチセンサー式になっていて、触れる感じです。
EWIの最大の特徴でもありますが、ボタンみたいに機械的に押し込む動作がなく、指が触れてるだけで音が出るので早い指使いも可能です。
ですが、その為にキーの上に指を乗せて待機することが出来ないので、感覚に慣れるまでは余計な音が出やすいです。
- エアロフォンと較べると重い
とはいっても、サックスよりは全然軽いです。あくまで持ち比べたらということで・・・
- 音源がEWI5000がPCM音源、EWI4000がアナログデモリング音源
EWI5000と4000の最大の違い、それは一番重要な音源の違いにあります。
ということで、3機種を簡単に説明してみました。
詳しくは次回のブログで説明しますが、3機種の中からの選び方として音源の違いが焦点になります。